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著者・発行:植本一子 / B6変形 / 165P / ソフトカバー
「今は、こうしてひとりになれた自分に、静かに感動している。ちゃんと生きている。いろんなことがあったけれど、良い方向に変わっているのだと、ここに来ると改めて思える。」
写真家・植本一子によるエッセイシリーズ「わたしの現在地」第二弾。岩手・遠野の山中で馬と過ごす生活を経て見えてきた静かな変化と確かな実感を、8篇のエッセイと1篇の詩にまとめた一冊。都市での暮らしから距離を取り、名前も肩書きも脇に置いてただひとりの人間として過ごせる場所で、新たに立ち上がってきた「わたし」の輪郭が綴られる。