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著者:仔鹿・紫都香 / 出版社:こじか社 / 128mm × 182mm / 65P / ソフトカバー
「良いものや高いものを理解できるのは、それはそれで素敵なことです。ただ、それと自分の好き嫌いを混同してしまうと、「高いワインがわからない私は舌バカなのかも」と辛くなってしまうので、そこは分けましょうと。」
京都、三条の小さなワイン店仔鹿が、食材店を営む「料理する人」紫都香とともに定期開催する「キッチンドランカーの会」。ワインを飲み比べながら、料理し、その味わいや組みあわせを考える料理とワインの催しの内容を一冊にまとめた小冊子。
6冊目にあたる今号のテーマは「麺」。「値段と味の関係」をテーマに、まずは価格別のワインを飲み比べ、自分の言葉で味の感想をメモ。そして暑い暑いこれからの季節に食べたいアジアの麺料理たちと、一度味を比べたワインたちを今度は料理と共に楽しむ。時間経過や、料理と合わせることで変化するワインの印象。ワインに氷を入れても、冷やし直しても良いし、作った料理も好きに調味料を追加できる。知識や理論、理解も大事ですが、自分の好みを何より大事にする自由さをキッチンに。