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著者:向坂くじら / 出版社:百万年書房 / 四六判 / 191P / ソフトカバー
くもっているくせ
ときに 見えすぎる
まずしい窓がふたつ
(「よい家」)
詩人、国語教師、そして芥川賞候補作家、向坂くじらによる詩集。家、住まい、住空間、暮らしを連想させる詩の数々に、著者自身が、古いマンションのような部屋のあちこちに言葉を書きつける姿が挿入される、ショートムービー、パフォーマンス、詩集のあわいにあるような作品集。