発行:屋良朝哉 / 出版社:点滅社 / 180mm × 119mm / 195P / ハードカバー
青木真兵、荻原魚雷、島田潤一郎、谷川俊太郎、山下賢二ら、作家や出版の周辺で活動する書き手84人が「鬱の時に読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。」をそれぞれに語るオムニバス。それ単体でも、著者らが紹介するたくさんの「鬱の本」を知るきっかけとしても楽しめる、気が沈んだ時にめくりたくなる一冊。ワンテーマ、見開き、書き下ろしという編集スタイルは、夏葉社刊行の『冬の本』へのオマージュでもあります。