編集：東樫 / 発行：全日本棍棒協会 /B5判型 / 44P / 中綴じ なぜ棍棒なのか。それは諧謔であり、文明批判であり詩でもある。製造、修理、改造が容易で商品価値の低い武器。自身による読解や解釈を放棄しつつある、現代の消費者を立ちすくませ、進化させるモノリス。 「始祖棒」から「ドリル棍棒」まで、棍棒のバリエーションをひたすら掲載し、解説したアンチ商品カタログ。二行ですみそうな棍棒づくりや棍棒飛ばし競技の説明を数ページに渡って詳細に綴るなど、パスティーシュとしても楽しめる、知的で愉快な孤高の読み物。