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著者:望月照彦 / 出版社:未来社 / 156mm × 235mm / 1988〜1990年発行
「自分が今生きる都市空間を実感として耕していくこと、その延長線上に必ずユートピアは現れる。まず自己になる自然を、都市という物性から切り取ること、そして切り取った自然を日常化すること、それが始めて年にとっての文化となるであろう」
都市計画を学び、民間デベロッパーを経て独立するも、その関心を屋台や飲み屋を向け「ヤタイオロジー」や「マチノロジー」と称して考現学的調査活動を行い「都市民俗学」を標榜した望月照彦の集大成。
大阪四丁目団地の冷んやりとした空間を一変させた焼き芋の屋台との出会いから「ヤタイオロジー」を提唱、今和次郎顔負けの実測を試み、黎明期の「セブンイレブン」を考察、「すかいらーく」グループへの取材からロードサイドを、京都のナイトクラブ「ベラミ」に都市の熱量を見出す、あくまで平易な文章で綴られたエッセイ群。図版満載でつまみ読みにも最適。
「なくなりそうな時期」に綴られた街の機微を、「なくなって間もない」今こそが、解凍し、読み直す時期。
都市民俗学1 住まいと暮しの民俗学
都市民俗学2 街を歩き都市を読み取る
都市民俗学3 都市の創り方
都市民俗学4 賑わいの文化論
都市民俗学5 文明の擬態